「おおかみこどもの雨と雪」鑑賞

久しぶりに感動した。自分が何に感動しているのか全く判ってないのに感動してしまった。

子供の頃にありがちな感動にとても似た感覚のようでもあるが。

感情移入できるキャラクターがいないせいかもしれない。しいてあげるなら雨、いや、やはり遠い。しかしそのことがここまで過剰なほど感動に加担しているなら、最近の自分には稀な出来事でもあり実に興味深い。

余計なバイアスが皆無だったせいか、作品の構築力なのか、何だろう。早くも腰を据えて再度鑑賞に望みたい。

音楽に強い牽引力を覚えた。世界観に一気に引き込む。しかし終演後に現実との接触は許さない。遥か遠い音楽。

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